行ってみよか

昼飲みしちゃう? お酒イベントの楽しみ方伝授します

2024.04.11

昼飲みしちゃう? お酒イベントの楽しみ方伝授します
大阪・天満の扇町公園で、4月13日(土)~14日(日)の2日間、「OSAKA SAKE&FOOD EXPO 2024 Supported by NISHIO」を開催します。このイベントは、日本各地の美味しい酒と肴が大集結する祭典で、有名酒蔵や希少な蔵元の日本酒ブース、沖縄県酒造組合による泡盛ブース、焼酎ブースなど、100種類を超えるお酒が登場します。海外のコンクールで賞を獲得した希少なお酒も味わえたり、ここに来れば気軽に飲み比べができて、自分の好みのお酒を見つけられるかも⁉
「え、お酒好きじゃないと楽しまれへんの?」とご心配の方々。安心してください。「ちょっとずつお試しできるし、炭酸水やジュースで割ってもいいんじゃないですか?」と話すのは、日本酒のブースを展開する(株)小松屋の専務取締役・岡田直晃さん。ジュースで割るってどういうこと?ぜひお酒イベントの楽しみ方を教えてもらいましょう。
(株)小松屋は1991年に大阪・松原市で創業、造り手の顔が見える、安心安全なほんまもののワインや日本酒・焼酎など酒類を取り扱い、パシオンエナチュールやboo’s kitchenやyanaken booなど大阪市内に多数のアンテナショップを展開しています。
➖小松屋さんは自然派ワインを取り扱っているイメージですがなぜ日本酒なのですか?
フランスでワインの生産者が畑作りから情熱と誇りを持って作業されている姿を目の当たりにして、自分たちが扱うアルコール飲料の生産者にもっと近づきたいという思いが強くなりました。そうなると自ずと日本酒にたどりつきました。生産者の顔を見て話をして、共感しあえたところのお酒を、自信をもってお客様に販売したい。“ほんまもん”をお取引先に卸したり、アンテナショップやイベントを通じてデモンストレーションしたいんです。
➖今回提供されるそれぞれのお酒の特徴は?
私たちの会社からご提供するのは4つの酒蔵さんからの「いま飲んで欲しい」お酒です。

新潟の渡辺酒造店の「nechi」はラベルがワインっぽくないですか?渡辺さんはワインの造り手と親しく、ワインでは当たり前のヴィンテージ(生産年)という考え方を取り入れられていて、感覚がグローバルです。田んぼでお米作りから手がけられていて、その田んぼがとっても美しいんですよね。お米に対するまっすぐな思いが伝わってくるようです。米の力強さをそのまま表現されていて、芯がしっかりとした力強さを感じるお酒です。
京都の日々醸造と福岡の白糸酒造はどちらもまだ若い造り手さんで、日本酒界のネクストジェネレーションだと思っています。

日々醸造の「日日」は生産者の松本さんのアーティストっぽい個性が生かされていて、今の若い人たちのライフスタイルに合うお酒だと思います。アルコール度数が高くなくて、柔らかい口当たりで旨味を十分に感じられる、ピチピチとしたきれいなお酒です。日本酒を飲んだことがない方には、ぜひ人生で最初のお酒にして欲しいです。

白糸酒造の「田中六五」は、こちらも生産者である田中さんの人柄がよく出ていて、人情味のあるダシを感じる旨みのあるお酒です。冬の期間のみ出される生酒をぜひ味わって欲しいです。

タイプは違いますが、どちらも信念を感じるお酒ですね。
山口の澄川酒造場の「東洋美人」は、その名前を聞いたことがある方も多いかもしれませんね。バランスがとっても良くて、飲んだ後の負担も少ないですね。私が一番すごいなと思うのは澄川さんの日本酒造りに対する情熱です。その熱い思いがお酒に表現されていると思います。
―日本酒が苦手な方はこのイベントをどう楽しめばいいですか?
お店で日本酒を頼むと一合からになり、ちょっと試してみるということができないですよね。日本酒をこれからチャレンジする方にとってそれは少しネックかなと思います。でもイベントだと、少量なのでいろいろ試すことができます。ちょっとずついろいろ飲んでみて、自分好みの日本酒と出会えるのがイベントの醍醐味じゃないでしょうか。それにそのまま飲まなくてもいいと思います。炭酸水で割ってみたり、オレンジジュースと割ってみたりして自由に飲んでみて欲しいです。
ウイスキーだって炭酸水と割る飲み方でファンが広がりましたね。それと同じ感覚でいいと思うんです。そうやって嗜んでいただき、「じゃあ次はそのままで」となればいいのかなって。
ぜひこのイベントに来て日本酒の楽しみ方を広げていただきたいですね。
こんな風にお酒を楽しく嗜めたら、さらに人生が豊かになりそうですね。ぜひ炭酸水やジュースをご用意いただき参戦してみてください。また、「いっぱい飲むで~」と意気込んでいる方にはミネラルウォーターをたっぷり用意してのご来場をお勧めします(笑)。

さて、「すきっ腹にお酒ばっかり飲んでいたら酔っぱらっちゃう…」と心配のあなた。安心してください。
イベントではピザに天ぷら、まぐろ、牛肉炙り寿司などキッチンカーもちゃんとスタンバイしています。
また、鏡開き体験や日本酒樽のフォトスポット、キッズダンス&よさこいのパフォーマンスが楽しめるステージやふわふわ遊具エリアも設置され、ご家族連れでも楽しめるプログラムも。この様子だと公園の桜もまだ楽しんでいただけそうです。
お酒が飲めない方も一緒に扇町公園で楽しく過ごしてくださいね。
イベント概要
OSAKA SAKE&FOOD EXPO 2024 Supported by NISHIO https://www.ktv.jp/event/sakefoodexpo/
【日時】2024年4月13日(土)・14日(日) 11:00~18:00
【会場】扇町公園自由広場(大阪市北区扇町1-1) ※入場料無料
【お酒・ドリンク券】
(前売券)10枚つづり:2,500円(税込)/(当日券)10枚つづり:3,000円(税込) ※当日券は会場販売
miyoka
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