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野村康太「アクションに挑戦してみたいから」筋トレに夢中

2025.04.19

野村康太「アクションに挑戦してみたいから」筋トレに夢中
火ドラ★イレブン『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』(毎週火曜午後11時)で、なつめの行きつけのバーの店長・丸山耕介を演じる野村康太さんにインタビュー。作品の役作りや休日の過ごし方などについて、お話を聞きました。
-撮影現場の雰囲気はいかがですか?
すごい楽しいです。僕は伊野尾さん、伊原さん、(齊藤)なぎさちゃんと一緒のシーンが多いんですが、みなさんとても優しくて楽しい方たち。伊野尾さんはオフショット撮影するときなどでは、僕にちょっかいをかけて距離を縮めてくれたり。温かい現場です。

-なつめを演じる伊原六花さんの印象は?
伊原さんはいつもニコニコしていて、朝早い時も笑顔で「おはよう!」と声をかけてくれる明るくて優しいお姉ちゃんみたいな感じです。
-今作では、メッシュの入ったヘアスタイルが新鮮ですね。
そうなんです。耕介の髪は、なつめがいる世界ではメッシュが入っていて、なつめがいない世界では黒髪なんです。なぜ髪色が違うのか、その理由はドラマ内で明かされるのでお楽しみに!
髪型が変わると、気持ちが切り替わるきっかけになります。メッシュのヘアセットをしているときに、「今からなつめのいる世界の撮影だ」と準備できますし、撮影中も「今は幹太となつめのどっちの世界だっけ?」と混乱することもないのですごく助かっています。

-『なつめがいない世界』と『なつめの夫・幹太がいない世界』の2つの世界を演じ分ける点で苦労するところはありますか? 
なつめがいない世界では、なつめの夫・幹太に対しての嫉妬が見えるような話し方をしたり、ちょっとメラメラしているような気持ちを密かに心に抱きながら演じることを意識しています。耕介はなつめに対する思いがかなり強いので、どうしたらなつめがいないさみしさをにじみ出せるか、考えながら演じています。
-野村さんが俳優になったきっかけを教えてください。
小さいときは、映画やドラマを見るのは好きでしたが、俳優になりたい気持ちはなかったんです。
僕は高校でバスケットボールに熱中して寮生活をしていたんですけど、高校2年生で監督と進路の話をしたときに、バスケを離れて新しいことにチャレンジしたいな、と思って頭に浮かんだのが俳優の仕事でした。
男子寮での生活で、仲間たちと一緒に恋愛映画・ドラマや恋愛リアリティショーを見て、男子みんなでキャーキャー言って(笑)、その時間がすごく楽しかったんです。僕もテレビの向こう側の人になってだれかを喜ばせたいな、と思ったのがきっかけです。
-俳優の道を選んでよかったと思うことは?
SNSなどでファンの方たちが「ドラマの役がかっこよかった」「演技に心を動かされました」とコメントしてくださるのを見ると、すごくうれしいし励みになります。ファンの方たちが喜んでくれることが、自分が頑張るモチベーションにもなるし、支えてもらっていると感じます。
-休日はどんなふうに過ごしていますか?
休みの日は、アラームをかけずにたっぷり寝て昼12時過ぎに起きます。時間があったらジムに行ってトレーニングをして、帰宅したらのんびりしながら台本を読んだり、韓国ドラマを見たりしています。韓国ドラマは映像が美しいし、俳優さんの一つ一つのしぐさもすてきで、女性をエスコートするのもていねいで情熱的で、かっこいいな〜! と憧れます。
-休みの日もジムに行くんですね。
筋トレが大好きなんです。体を動かして汗をかくとすごくすっきりするし、筋トレはやればやったぶんだけ成果が出るので、達成感がうれしくて続けています。ドラマの撮影期間も最低週2日は行くようにしているし、できれば週5日行きたいですね。

毎日ジムに行って同じトレーニングをするのではなくて、今日は胸の日、腕の日、背中の日、と鍛える部位をわけてトレーニングしています。今より1.5〜2倍くらい大きい体にしたいんですよ。でも体が大きくなってきて、モデルの仕事のときにスタイリストさんに「これ以上大きくしたら着られる服が限られる」って怒られてます(笑)
-高校時代はバスケットボールで全国ベスト8にまでなったそうです。バスケを通じて培ったものは?
仲間と協力するチームワークですね。高校時代は本気でバスケットボールに取り組み、試合に勝つためにメンバーと協力しながら毎日練習を重ねました。それは今の仕事にも役立っています。ドラマではキャストやスタッフのみなさんたちと、大勢で1つの作品を作り上げるために一丸となっていく部分で、チームスポーツの経験がいかせていると思います。
-今後チャレンジしてみたい仕事は? 
絶対やりたいのは、アクション映画や、バスケットボールを題材にした映画です。今トレーニングをして体づくりをしているのも、将来アクション作品をやりたいからです。

学園ドラマもやりたいですね。ラブコメ学園ドラマももちろんやってみたいですが、最近で言うと『御上先生』(2025年TBSテレビ)のような、社会派学園ドラマもやってみたいです。僕は学生時代ずっと運動部で過ごして負けず嫌いな部分があるので、同世代のクラスメイトの方たちとお芝居するときっと「誰にも負けないようにがんばろう」と刺激になると思うんです。
-負けず嫌いというと、今ライバルのような存在はいますか?
『MEN'S NON-NO』の先輩モデルで、俳優でもある豊田裕大くんです。裕大くんも学生時代に強豪校でバスケをやっていたし、モデルとして人気も実力もある人。同じショーでランウェイを歩くときも、「裕大くんの方がキャーキャー言われてるな〜」「負けたくないな」って(笑)。仲間でありながら、ライバルでもある、いつも意識している存在です。
文:早川奈緒子
川崎市在住のフリーランスライター。10代の子ども3人の母。子育て系やエンタメ系記事の取材・ライティングを行う。
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