バラエティ大好きライター・桐生奈奈子がお届けする『かまいたちの机上の空論城』レビュー!
今回の『かまいたちの机上の空論城』は「MC3人が力を合わせれば、どんな対戦相手でも勝てる!・・・ハズ」。今回対決するスポーツは、大阪市生野区発祥のスリーアイズ。五目並べとビンゴが合体したこの競技は、子どもからお年寄りまでハンデなしで楽しめるということもあり、大阪市内の地元イベントで定番競技となっています。
そんなスリーアイズで、かまいたち・渋谷凪咲ちゃん3人のかまいなぎ軍団と対戦するのは、藤崎マーケットのトキと田崎。この2人に加え、プロ18年間で通算176勝2000奪三振の成績を収め「レジェンド左腕」と呼ばれる元プロ野球選手、星野伸之さんが助っ人として参加します。これは強敵なのでは?
スリーアイズのルールはとてもシンプル。チーム対抗戦で行われ、所定の位置からボールを転がし、1~9と書かれたマス目に入れて得点を競います。ボールを5つ投げ、縦・横・斜めの1列に並んだら1点を獲得。さらに1列完成後、1つのマス目に複数のボールが入ったときは加点になるというルールも。
今回は、かまいなぎ軍団が藤崎軍団に勝利すればマジ論となります。審判を務めるのは日本スリーアイズ協会の代表理事、田島さん。田島さん曰く「学習能力がある人は止まる、学習能力のない人はそのまま転がる」のだそうですよ!
まずは練習をしてみることに。試しに星野さんが投げてみると、勢いが強くてボールが止まりません。田島さんから「ゴロだと転がりやすくバウンドすると止まる」とアドバイスを受けたのち、星野さんがカーブを投げてみるとピタリと止まり「さすが!」とスタジオが沸くシーンも。
今回は、空論城特別ルールとして2セットを行い合計得点の多いチームが勝利となります。なお、投げるときに線は踏んでもOKですが、審判がコールする前に投球エリアを出ると無効になるので注意が必要です。さらにボールを持ったら8秒以内に投球するというルールも。公式ルールに従い、フェアに競技を進めていきましょう!
1セット目はかまいなぎ軍団・凪咲ちゃんが6番のマス目にイン。まずまずの滑り出しです。そして藤崎軍団からは星野さん。カーブで凪咲のボールを場外へ当てて弾き飛ばす作戦を立てるものの、うまくいきません。あれ?コントロール自慢のレジェンド左腕はどこへ?かまいなぎ軍団は順当にマス目にボールをインしていきリーチへ到達。今までインのない藤崎軍団は、自分チームの場外ボールに当てて2投分をインする作戦を決行すると、見事にイン!左の列をリーチにさせました。これを投げた藤崎マーケット・田崎は「スリーアイズのプロや」と大興奮。これで両チームがリーチとなり白熱…!
凪咲ちゃんは線のライン上にボールを止めてダブルリーチを獲得したり、藤崎マーケット2人によるファインプレーが続きましたが、気になるのは星野さん。緊張のラスト投球を外し両チームビンゴなしのドローで第1セットを終えました。
第2セット目は、盛り上がりすぎてかまいたち・山内が審判にコールされる前に投球エリアを出てしまい、無効になったシーンも。これには「スリーアイズの発展の妨げになります」とかまいたち・濱家が叫ぶ次第。この対抗戦は、厳格なルールをみんながしっかり守るのも見どころなんです。結果、藤崎マーケット・田崎が投げたボールが初ビンゴとなり藤崎軍団が勝利に。
不振な星野さんに対しては「星野さん今のところしょうもないんで」(渋谷凪咲)と言われるもやっぱりアウトに。「今から野球教室で子どもに教えなあかんのに」(星野)とぼやきます。
このままだと見せ場のないまま終わってしまう星野さんの救済措置として、チーム対抗戦の後に凪咲ちゃんとタイマン対決を決行。最後の最後に元プロ野球選手の意地を見せつけることができるのでしょうか?詳しくは番組でチェックしてみてください♪
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3/15(土)『かまいたちの机上の空論城』放送分より
文・桐生奈奈子
神奈川県在住、バラエティ大好きライター。大手女性向けメディアCREA、FUDGE、ananなどで執筆を行う。「とにかくやってみる」がモットー。