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「日本のアマルフィ」と勝手に言い始めたらイタリアから本家の市長がやって来た!和歌山の港町に起きた奇跡

2025.08.16

「日本のアマルフィ」と勝手に言い始めたらイタリアから本家の市長がやって来た!和歌山の港町に起きた奇跡
8月16日(土)午後1時からカンテレで放送予定の『ウラマヨ!』は、【ひと呼んで〇〇 ついた異名で大ヒットの裏側】と題して、“天下の台所・大阪”など、生活の中で目にする多くの異名にまつわる裏側をのぞき見。そのうち“日本のアマルフィ”と称される関西の美しい港町について一足先にお届けします。

アマルフィとは、イタリア南西部にある都市のこと。約40kmにわたる海岸線は、断崖絶壁に建つ家並みと紺碧(こんぺき)の海とのコントラストで“世界一美しい海岸”と称され、世界遺産に認定されています。2009年には、舞台となった織田裕二さん主演映画『アマルフィ 女神の報酬』が公開され、日本でも話題となりました。

そして現在“日本のアマルフィ”と呼ばれているのが和歌山県和歌山市の雑賀崎という港町。写真を見てみると、確かに海と街の圧巻の対比は本家を思わせるものがあります。それにしても、一体誰が言い始めたのか…と取材を進めたところ、その異名の名付け親にたどりつきました。
8月16日(土)放送『ウラマヨ!』

8月16日(土)放送『ウラマヨ!』

それが温泉旅館“漁火の宿シーサイド観潮”の代表取締役社長・坂口宗徳さん。「20数年前に家業の温泉旅館に帰ったんですけど、仕事を始めましたら潰れかけていまして。そこで、宣伝チラシをつくる時に、なんかキャッチコピーを考えたいと思ったんですよ」と、異名誕生のきっかけは実家の旅館の危機だったと告白。

「印刷会社のスタッフと、何かないかな~って探してた時、ちょうど織田裕二さんが出演されている映画を見まして。空の上からのシーンとか何となく似てるかなと。で、『日本のアマルフィ 雑賀崎を望む温泉旅館はうちだけ!』っていうキャッチコピーを作ったんです。そうしたらそれが独り歩きしだして、浸透し始めたんです」と続け、この作戦が見事にハマり、潰れかけていた旅館も息を吹き返したと語りました。

そして、坂口社長本人も想像していなかった出来事として「アマルフィ市長が来たんですよ」と明かすと、MC・ブラックマヨネーズ(小杉竜一・吉田敬)の2人をはじめ、スタジオは騒然。小杉竜一さんが「どういう理由で来たんですか?」と尋ねたところ、「『日本のアマルフィを見に来た』と。先方に伝わってたんですね。それで和歌山市とも提携しまして、アマルフィ市長も『そっくりや~』言うて(笑)。うちでメシ食っていかれました」と笑顔で振り返りました。
8月16日(土)放送『ウラマヨ!』

8月16日(土)放送『ウラマヨ!』

吉田敬さんが「和歌山市長も一応、握手と土下座のダブルスタンバイで迎えはったでしょうね」と想像したところ、坂口社長は大笑いで、これには小杉さんも「可能性あったよな!本番までみんなで『どっちや?』って(笑)。向こうから『お前、言い過ぎやろ!』って言われた瞬間、土下座やもんね」と、本家の市長をも納得させた“日本のアマルフィ”に驚嘆。

その後も、雑賀崎にはイタリア総領事館の館長が訪れ、名産のレモンを植樹するなど、坂口社長のヒラメキから思いもよらない形で始まった国際交流は、現在も続いているということでした。

番組ではさらに、“日本のウユニ塩湖”や“日本のナイアガラ”など、海外の有名な絶景に例えられるスポットや、その関西バージョンも紹介するほか、“ピーラー界のスティーブ・ジョブズ”と呼ばれ、千切り用や飾り切り用など、累計販売数が1000万本以上だという、ピーラーの可能性を追求し続ける男性が登場。
8月16日(土)放送『ウラマヨ!』

8月16日(土)放送『ウラマヨ!』

また、高級車“ロールス・ロイス”に例えられるほどスゴい爪切りやサバ缶、ヘアブラシの知られざる秘密に加えて、コスパの良さや取扱商品の多さから“工具界のAmazon”とも呼ばれるネットストア・モノタロウの巨大物流倉庫にバラエティー番組として初潜入。躍進の秘密にも迫ります。
miyoka
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