バラエティ大好きライター・桐生奈奈子がお届けする『かまいたちの机上の空論城』レビュー!
今回の『かまいたちの机上の空論城』は、普段我々が立ち入れない未知の世界に潜入し、プロフェッショナルが提唱する空論をその場で実験する新企画!
その未知なる現場へ出張するのは、芸歴36年目の島田珠代さん。題して「島田珠代の出張!空論テックス」。からだを張って“全力ロケ”をする珠代姉さんの奮闘ぶりに注目ですよ。
初めての出張先は、大阪府立農芸高校。創立107年、酪農&農業に特化した学校として、甲子園2.5個分の敷地にいる20種類400頭の動物を生徒が飼育しています。「謎めいた部分を明かしに行きたいと思います!」(島田珠代)とやる気満々な珠代姉さん。
大阪府立農芸高校に通う約600人の生徒たちは、食品加工科・ハイテク農芸科・資源動物科の3つの学科に分かれています。その資源動物化へ潜入。
「モーモーがいる!私はハイジだよ~!」と騒ぎ散らしながら珠代姉さんが向かった先は、牛の世話をしている総合実習中の生徒たちのところ。ハキハキと説明をする女の子に向かって「説明分かりやすーい」という珠代姉さんに対して、スタジオでは「あんたが分かりにくいようにしてんねん」(かまいたち・濱家)「黙っといてくれへんかな」(かまいたち・山内)とツッコミが飛びます。中には牛の出産を介助したというエピソードも!また、一般的なお勉強について聞いてみると「親を泣かせちゃった」と元気に答える女の子も。なんだかノリがいい!農芸高校、楽しそうですよ~!
また、農芸高校ではふれあい動物園を企画し、地元住民が動物と触れ合う校内イベントを定期的に開催しています。今回はこのイベントを企画している生徒たちに、空論を提唱してもらいました!将来の夢は「獣医師」「競走馬を扱う仕事に就きたい」など、いろんな夢を持っているしっかり者の生徒たち。休日は何をしているのか聞いてみると、Stray Kidsが好きという女の子も。普通の高校生なんですね~!その後踊って見せてくれた皆さん!ノリノリなのです!いいなあ青春!
そんな和気あいあいとした生徒たちから出された空論は「アルパカのツバの匂いを嗅いだ後なら、カメムシの匂いはまったく臭くない…ハズ!」。胃の中の内容物を出すというアルパカのツバは「死ぬほど臭い」のだとか!なお、アルパカは威嚇行動として臭いツバを出すのだそうですよ。これ、珠代姉さん実証するの?キツイ…!
アルパカのツバの匂いを嗅いだ珠代姉さん、口から何か出てきそう…大丈夫?全力で臭いのが伝わります~。続いてカメムシの臭いを嗅ぐと「やっぱりカメムシのが臭い!!」「なんやこの実験!」となってました(笑)。
身体を張ったロケはもちろん、珠代ダンス&謎のポーズを連発、そしてそれにノリノリでついてくる生徒たちがナイスで、元気になれる放送回でした!!
クスッと笑える新企画、なんだか次が見たくなりましたよ。スタジオで珠代姉さんに行って欲しい空論テックスは?という話しでは「警視庁とか、..自衛隊とか」(濱家)など真面目なところに行くのがよさそう!となっていました。楽しみですね~♪新しい企画で空論城を盛り上げてくださいな♪
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10/26(土)『かまいたちの机上の空論城』放送分より
文・桐生奈奈子
神奈川県在住、バラエティ大好きライター。大手女性向けメディアCREA、FUDGE、ananなどで執筆を行う。「とにかくやってみる」がモットー。
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