「大阪・関西万博」の西エリアに「EXPOサンセットビアテラス」が7月19日(土)にオープン。数日経った24日(木)に訪れると、食事を楽しんでいる姿を平日にもかかわらず何組も見かけました。
西ゲートをさらに西へ5分ほど歩いた「未来の都市」パビリオンと「くら寿司 大阪・関西万博店」の間から入場する同ビアテラス(出入り自由)。隣接するようにフードトラックが並び、たこ焼きの「道頓堀くくる」を運営する白ハト食品工業が、たこ焼きやおつまみ系の食事&ビールなどを販売しています。
万博協会の広報担当者によると、「元々は団体休憩所で、昼間は修学旅行生がお昼ご飯などに利用しています。これまでも夜は一般開放していたのですが、さらに夜の万博を楽しんでいただきたいという思いでビアテラスにしました」とエリアをリニューアル。
日が暮れかけた19時頃には、ゆっくりと海へ沈む太陽に照らされた美しい空と海が目の前に広がり、会話をしていた人たちも思わず立ち上がって、絶景にスマホのカメラを向けていました。
パビリオンが少ないこともあり、まだ来場者が入るスペースにも余裕がある西エリア。7月には1000万人記念スタンプやミャクミャクくじを設置するなどの対策をしており、万博協会によると「空飛ぶクルマの展示が再開したこともあり、だんだんにぎわってきている」と、今回のビアテラスもその一助を担っているようです。
「(7月19〜21日の)三連休は多くのお客さまにご来場いただきました。大人同士はもちろん、連休ということもあり子ども連れのご家族など幅広い層に利用いただいています」(万博協会)と話すように、取材に訪れた日も食事やビール、会話を楽しむ人でにぎわったビアテラス。
万博会場内は原則として、特定のエリアを除いて飲酒禁止ですが、同ビアテラスは近隣の西エリアにあるフードトラックや施設からも持ち込み可能とあって、お酒好きはもちろん飲食店の行列に並びたくない人にとっても便利に使える飲食スペースになりそうです。
フードトラックでは枝豆450円やからあげ1,000円のほか、たこ焼き8個1,100円〜、ビアフライプレート2,500円などを販売。また生ビール900円、ハイボール700円、レモンサワー600円などアルコール類のほか、ソフトドリンク480円〜、かき氷1,000円〜なども。会期中は夕方16:00~夜21:00(場合により21:30まで)で毎日営業します。
「EXPOサンセットビアテラス」
日程:2025年7月19日(土)~10月13日(月)
時間:16:00~21:00 ※運営状況により21:30まで延長する場合あり
場所:大阪・関西万博会場内「団体休憩所西」
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250718-05/
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