万博イタリア館にアンドロイドが登場、石黒教授「国と国がつながれば」

2025.09.07

万博イタリア館にアンドロイドが登場、石黒教授「国と国がつながれば」
大阪・関西万博で、2025年9月7日(日)〜14日(日)にイタリアウィークが開催。

初日となる7日にはイタリア館でセレモニーが行われ、マツコ・デラックスさんのアンドロイド「マツコロイド」で有名な「いのちの未来」のプロデューサー・石黒浩教授とコラボした伊東マンショのアンドロイドが公開されました。

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パビリオン入口にはプロ自転車ロードレース「ジロ・デ・イタリア」に関する展示が、また館内では国際的若手デザイナーの登竜門として知られるデザインアワード「サローネ・サテリテ」の展示が始まる今回のイタリアウィーク。
中でも注目は「天正遣欧少年使節」として16世紀にヨーロッパに派遣され、日本とイタリアのかけ橋になった伊東マンショのアンドロイド。

イタリア館にある伊東マンショの肖像画とコラボして、改めて開発されました。

パビリオンの館内に入って最初に迎え入れる伊東マンショは、「こんにちは、グラッツェ」と国際交流の大切さを訪問者に語りかけます。
動きなどのプログラムをあらためて開発し、衣装は過去に肖像画から細かく復元された服飾を参照。元々は厚い生地を使っていたようですが、熱がこもらないようにテクスチャを再考してアンドロイド用に制作されたといいます。

石黒氏は、「イタリアとは学生の頃から交流があった。万博ですから、国と国がつながって新しいことにチャレンジすること、互いに認めあって友好を深めることが重要。来館された方もつながっていければ」と話しました。

イタリアウィークはこのほかにも、オーケストラやオペラのコンサート、ナショナルデー公式式典など万博会場内でさまざまなイベントを実施。詳細は公式サイトにてご確認ください。

イタリアパビリオン
https://www.italyexpo2025osaka.it/ja

取材・文:武並慎治(di;hype)
関西在住のWebディレクター&編集者。万博閉幕まで残り50日を切り、すでに万博ロスを感じてます。

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