食パンのアレンジ料理対決【かまいたちの机上の空論城】
2024.12.21
今回の『かまいたちの机上の空論城』は、「プロの本気VS芸人の思いつき料理対決!」。芸人の思いつきだけでまだこの世にないアレンジ料理を作り、プロの料理人に勝てるのか?という実験をする人気企画です。今回は、どんな食材とも相性抜群な「食パン」が題材に。選択肢が無限にあるがゆえの難しいテーマではないでしょうか。
今回も一般の家庭で出来る範囲の調理法で行ういつものルール。使うパンは市販のパンで統一。何枚切りのパンを使うかは自由とします。
そして本番のアレンジです。スーパーに向かって手にとったのは、そうめん。これは、どうやって使うの?!調理場に戻ると「パン屋のプライド捨てさせてもらいます」と宣言し、8枚切りのパンの耳をカットした食パンを綿棒で平たく伸ばしていきます。そこに、大葉とホワイトソースで煮詰めたキノコのソースをのせて巻き、さらに10秒茹でてしんなりとしたそうめんをパンの周りに巻き付けます。そのロールしたパンを200度の高温の油で素早く揚げ、パンを食べやすい大きさに切り分け、上からソースをかけ、ベビーリーフ・ラディッシュを飾って完成したのが「食パンのフリット仕立て キノコのファルス」。渡邉シェフは「キノコのうま味が全面に出てて、それを包む大葉の香り。絶対勝てると思います!」と自信満々。
これには「コメントうまぁ」(山内)「色気ある~♡」(渋谷凪咲)と大絶賛。同感です、こっちのスキルも上がっているんですよね。
まずは日本。和風出汁を食パンに浸し、フライパンで焼いたフレンチトースト「俺ん家トースト」を試食。味の想像がつかないのですが「揚げ出汁餅」のような味なのだとか。これは、意外です!その後「カレーンチトースト(インド)」「トーマト(ピザ用のトマトソースを染み込ませたフレンチトースト・イタリア)」などを編み出し、1周回って和風出汁とパンがマッチすることに注目し、今度はトーストしたパンをカットしてその上に刻みネギ・かつお節・ほぐした鮭を乗せて、仕上げに熱々の和風出汁をかけた「パン茶漬け」を発明。パンの油分がまろやかに働いて和風出汁に合うことがわかりました。
その後も世界旅作戦は続きます。みたらし団子を食パンにロールしてアルミホイルで包んでトースターで加熱する「みたらしパンパン」や、バナナを巻いてロールしてた「焼きチョコバナナロール」など、渡邉シェフのロールしたアレンジに近い料理法もチラホラ。プロの料理人とアレンジの方向性が近いなんて驚きですよね。最終的には、和風出汁を使ったパン茶漬けのパンを揚げた「パン茶漬け 揚げVer.」に決定しました。
番組でチェックしてみてください♪
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12/21(土)『かまいたちの机上の空論城』放送分より
文・桐生奈奈子
神奈川県在住、バラエティ大好きライター。大手女性向けメディアCREA、FUDGE、ananなどで執筆を行う。「とにかくやってみる」がモットー。
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