行ってみよか

いくつ見つけた?気鋭の25組が参加、万博のポップアート壁画

2025.04.30

いくつ見つけた?気鋭の25組が参加、万博のポップアート壁画
「大阪・関西万博」(主催:2025年日本国際博覧会協会)のアート作品トといえば、約300基の噴水をつかったスペクタクルショーや、静けさの森を舞台にしたアートプロジェクト、はたまた、各国が力をいれるアート展示などなど。こういった大掛かりな作品は万博の醍醐味ですが、会場内に潜むポップ・アートにも注目が集まっています。

万博に行った人なら気付いたであろう、会場内にあちこちに見かける「ミャクミャク」のポップ・アート。これは、25組の気鋭のアーティストが参加するプロジェクト「Co-MYAKU‘25」で、それぞれの個性や技法を活かして「八百万(やおよろず)のいのち」を壁や床に描くというものです。
ちなみに「Co-MYAKU」とは、Co-Creation(共創)の「Co-」と、いのちや脈を意味する「Myaku」を組み合わせた造語です。25組のアーティストたちとのCo-Creation(共創)によって、多様な「いのち」を会場に宿し、単に賑わいを生む装飾を超え、多様な才能が響き合いながら、これからの「いのちのかたち」を共創するという。

この25組には、迫力のオノマトペとキャラクターで独自の世界観を築き上げ、「ネオ漫画」と海外でも人気を博す横山裕一をはじめ、ドット絵で魅せるピクセルアーティストのZennyan、ビームスやオニツカタイガーとのコラボなどでも話題の田中かえ、コミックタッチのキュートな作風のconixらが名を連ねています。

アートプロジェクト「Co-MYAKU‘25」ラインアップ(提供画像)

参加アーティスト:大河紀、オートモアイ、カワグチタクヤ、杉野ギーノス、田中かえ、西島大介、ぬQ、はくいきしろい、原田ちあき、前田豆コ、ムネアツシ、水江未来、横山裕一、CASPER、conix、emma、Hideki Inaba、KAMI、MASAGON、Masanori Ushiki、Sayaka Miyauchi、simo、Summer House、Zennyan、みんな
この作品は、万博会場をドレッシングする「Visual Design」の一環で、東ゲート側にあるミャクミャクの「いらっしゃい」モニュメントをはじめ、3D遊具モニュメント、フェンスカバーやベルトパーテーション、会場の道案内になっているサインなどもそう。遊びココロ満開で、来場者たちを出迎えてくれます。

子どもたちのためにデザインされた案内サイン「Co-MYAKU Sign」(提供画像)

公式サイトでは、各作品が会場のどこにあるのか紹介していますが、偶然の出会いに期待するのもまた一興。パビリオン間の移動中も万博をめいっぱい楽しんで!
miyoka
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