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夏休みに子どもと行きたい、うどん打ち体験の専門店が大阪に

2025.07.19

夏休みに子どもと行きたい、うどん打ち体験の専門店が大阪に
うどん打ち体験専門の「手づくり体験教室」が、大阪・守口市にオープン。エンタメ性の高い子どもが喜ぶ演出が満載で、家族で1日楽しめるスペースが誕生しました。

■空きスペースの有効活用から始まった体験教室

丸亀製麺「手づくり体験教室」で使う道具と試食料理のイメージ

丸亀製麺「手づくり体験教室」で使う道具と試食料理のイメージ

同店は、地域の子どもたちを迎え入れておこなう「こどもうどん教室」を各店舗で不定期に実施している丸亀製麺が仕掛け人で、東京に続く国内2号店。

「こどもうどん教室」をおこなうと早々に予約が埋まっていた東京の立川店で、「隣接している既存のスペースを何か有効活用できないかという検討から、体験教室のアイデアが生まれました」とスタッフの有村直己さんは話します。

■子どもと過ごす時間を大切に考えるプログラム

うどん作りを親子で一緒になって楽しむ東京立川店の様子 提供:丸亀製麺

うどん作りを親子で一緒になって楽しむ東京立川店の様子 提供:丸亀製麺

周辺に小学校などの自治体施設が多く存在したこともあり、子連れの家族層をターゲットにプログラムを検討。うどんを粉から打ち、伸ばし、切るまでの一連の作業を体験しますが、子どもがうどん生地を伸ばすのが難しいとなれば、親が一緒に手伝うことを勧めています。

「『パパが、ママがやってくれた』『できた! パパママすごいな』と、これって家族の時間もすごい大事だし、関係性も変わるんで…。みんなで一緒に頑張れば食べたときは絶対おいしいし、思い出が残りますから」と和田準平校長。子どもが楽しむように、家族と一緒に過ごす時間の大切さを第一に考えて、プログラムが作られたようです。

■何しても楽しくなる、粉から打つうどん体験の流れ

店内に入ると自分の制服を選ぶところからスタート。麺職人である校長と同じ紺色のラインをはじめ、ピンクやイエローなどかわいい色がそろいます。

手を洗って説明を受けると、まずは生地作りから。粉を塩水と混ぜて塊を作り、生地を鍛えるためにオリジナルソングに合わせて、先生たちと一緒に楽しいダンスを踊ります。

そのほかにも生地からうどんを切ったり、オリジナルのかき揚げを作ったり、楽しい体験が目白押し。最後は出来たてのうどんをみんなで一緒においしくいただきます。

■まるで体験型のショーを見てるようなエンタメ性

東京立川店は、口コミを通じて遠方からも多数参加。和田校長は、「早くから2号店の話は上がっていたのですが、ずっと止めていたんです。このクオリティを保つためには、スタッフが育たなくてはいけない。そうでないと楽しんで帰ってもらえない」と、1年半ほど経ってようやく今回、大阪の2号店オープンに至ったといいます。

「実店舗で次から次と料理を提供する大変さとは違い、参加者の思い出に残すという演出が大変。目の前のお客さまに喜んでほしい」(和田校長)と、台本はなく、個性豊かな先生たちがチーム一丸となってその場のハプニングもプログラムの一部に見せるほどのエンタメ性。まるでちょっとしたショーを見せてもらった気分にもなります。

体験終了後にお店から出るときは「いってらっしゃい」と手を振ってお別れ。また「ただいま」と帰ってきたくなる、そんな場所を目指しているといいます。

大阪店の場所は、京阪電車・守口市駅の西改札口を降りてすぐにある高架下の商業施設「エル守口」西ブロックの1階。体験教室は1日2回で、料金は1名3,300円。2〜4名のグループ体験となり、要予約。詳細は公式サイトにてご確認ください。

丸亀製麺「手づくり体験教室 エル守口」
住所:大阪府守口市寺内町2-1-10 エル守口 西ブロック1F
時間:第1部9:00~12:00、第2部13:30~16:30
料金:3,300円/名
https://jp.marugame.com/tedukuri-class/

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