行ってみよか

大阪市内で飲み放題クルーズ、想定よりもお手軽だった舟遊び

2025.07.20

大阪市内で飲み放題クルーズ、想定よりもお手軽だった舟遊び
大阪の川を運行するクルーズ船・ひまわり号が、8月1日から「ひまわり納涼 ビアクルーズ」をスタート。先行して行われたメディア向けの試乗会に参加してきました。

■ 意外と多い、大阪市内で楽しめるクルーズ船

水の都と呼ばれ、いくつもの川が網目のように流れる大阪市内。天神祭や道頓堀川船渡御(ふなとぎょ)などのお祭りで多くの船が行き交う様子は圧巻です。

ですが地元の人たちにとって船渡御はお祭りで運行するもので、自分たちが利用するイメージはあまりないのではないでしょうか? ただ、意外にも大阪市内には多くのクルーズ船が運航しているのです。

フェスティバルタワーなど高層ビルを見て回る「中之島リバークルーズ」や、グリコのネオンサインを船上から見られる「とんぼりリバークルーズ」、約55分で大阪城や中之島を巡るクルーズ「アクアライナー」をはじめ、城のお堀を巡る「大阪城御座船」や水陸両用車で市内観光、クルージングする「大阪ダックツアー」などさまざま。

■ ひまわり号で楽しむ、飲み放題付きの船旅

数ある大阪のクルーズ船の中で、お酒と料理と音楽を楽しむことをコンセプトに「グルメミュージック船」として1998年に誕生した『ひまわり号』が、今回の試乗船です。

船乗り場は、京阪電車・天満橋駅の西改札口からすぐの八軒家浜船着場。大川を上り、造幣局や大阪城天守閣を眺めて桜宮橋(通称・銀橋)で折り返し、天神橋まで下ってから元の船着場へ戻るコースです。

これまで地上から見ていた建物や風景も、さらに低い目線の船上から眺めるとまた違った景色に。また今回は、生ビールやハイボール、ソフトドリンクなどのフリードリンク、生ハムや合鴨スモーク、生うにのムースなどのプティオードブルをいただきながらのクルーズで、のんびり優雅な気分を楽しむことができました。
途中、水と光のショー『OSAKAリバーファンタジー』(この日は雨のため運休)や、同乗するミュージシャンによる生演奏で船内は大盛り上がり。運営する大阪水上バスの岸田俊徳さんが、「知名度はあまり高くないのですが、1度使っていただいたお客様はリピートが多くなってます」と話す通り、体験すれば想像以上に満足できる船上の約90分でした。

ビアクルーズの運行期間は、2025年8月1日(金)〜9月13日(土)の金土曜(8月8日、15日、16日は休み)で、出航時間は夕方18:20。料金は、乗船料・料理・飲み放題・ライブ鑑賞がセットで大人8,000円、など(税込・要予約)。詳細は公式サイトにてご確認ください。
『ひまわり納涼 ビアクルーズ』
日程:2025年8月1日(金)~9月13日(土)の金土曜
※運休日:8月8日(金)、15日(金)、16日(土)
出航時間:18:20出航(19:50着船)
乗り場:八軒家浜船着場(京阪電車・OsakaMetro谷町線 天満橋駅 徒歩すぐ)
料金:大人8,000円、中高生7,250円、小学生5,250円(税込)
電話:06-6942-6699
https://suijo-bus.osaka/cruiselist/detail.php?seq=274

あわせて読みたい
▶海上に浮かび上がる光の帯、クルーズ船から見る大屋根リング
▶くず米や自家栽培の果物を活用、ひとりビール醸造所「MOON BREWERY」
▶暑さも吹き飛ぶ「激辛」料理3選【大阪・天満〜天神橋周辺】
▶滋賀の風物詩・ビールで楽しむ電車旅、車両内のビアホール
▶「人類みな麺類」クラフトビール専門店、大阪市にオープン
miyoka
0