京都の「泊まれるアート」がさらに進化、まるで作品の中に入ったような没入感を体験

藤倉麻子「サンライト計画、緑の段差」, BnA Alter Museum, Kyoto(撮影:守屋友樹)

藤倉麻子「サンライト計画、緑の段差」, BnA Alter Museum, Kyoto(撮影:守屋友樹)

◆没入して作品を「体験」するホテル

開業7周年を迎える、京都・四条河原町のアートホテル「BnA Alter Museum(ビーエヌエーアルターミュージアム)」(京都市下京区)。注目作家・藤倉麻子による新規アートルームの制作や既存アートルームの一部大型改装を実施、さらに「泊まれるアート」としての魅力があがりました。
「泊まることそのものがアート体験になるホテル」をコンセプトに、2019年5月にオープンした「BnA Alter Museum」。日本の現代アーティストによって制作された全31室は、没入して作品を体験する空間として設計されており、宿泊費の一部がアーティストに還元されるというレベニューシェアの形式となっています。
滞在そのものがアーティストの思考空間へ没入する時間となるアートホテル「BnA Alter Museum(ビーエヌエーアルターミュージアム)」(京都市下京区)

滞在そのものがアーティストの思考空間へ没入する時間となるアートホテル「BnA Alter Museum(ビーエヌエーアルターミュージアム)」(京都市下京区)

◆注目作家・藤倉麻子の新ルームが誕生

今回、『第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展』出品作家・藤倉麻子によるアートルーム「サンライト計画、緑の段差」が新たに追加。自然光と段差構造、風景に連なる映像作品を通して、屋外のやわらかな日差しが室内に立ち上がるような、室内と屋外の境界をあいまいにすることで「外にいるような居心地」を生み出しています。
藤倉麻子「サンライト計画、緑の段差」, BnA Alter Museum, Kyoto(撮影:守屋友樹)

藤倉麻子「サンライト計画、緑の段差」, BnA Alter Museum, Kyoto(撮影:守屋友樹)

また、すでに高い人気を誇る奈良在住のストリートアーティスト・Mon Koutaro Ooyama(モン コウタロウ オオヤマ)も、音楽のエフェクトから着想を得た「NEXTEFX – Abstract Flora」シリーズに、新たに植物の生命感や開花のエネルギーをモチーフにした2室を制作。曖昧さの中から鑑賞者の想像力を喚起する仕掛けになっています。
Mon Koutaro Ooyama「NEXTEFX - Abstract Flora - Dawn (901)」, BnA Alter Museum, Kyoto(撮影:守屋友樹)

Mon Koutaro Ooyama「NEXTEFX - Abstract Flora - Dawn (901)」, BnA Alter Museum, Kyoto(撮影:守屋友樹)

◆既存アートルームも、さらに心地よく刷新

さらに、現代美術作家・三嶋章義によるアートルームは、ミニマル空間から未来を感じさせる和モダンな内装へと刷新。音楽家・高木正勝とのユニット「SILICOM」でも知られるAOKI Takamasa(青木孝允)は、愛好家のために設計された没入型の音響空間をさらに充実させるなど、既存ルームもさらに心地よく滞在できる空間へと生まれ変わりました。
三嶋章義「MY ROOM」, BnA Alter Museum, Kyoto(撮影:守屋友樹)

三嶋章義「MY ROOM」, BnA Alter Museum, Kyoto(撮影:守屋友樹)

AOKI Takamasa「TRAVELING ROOM(902)」, BnA Alter Museum, Kyoto

AOKI Takamasa「TRAVELING ROOM(902)」, BnA Alter Museum, Kyoto

これらのアートルームは、2026年3月1日(日)より予約受付スタート。京都市では、2026年3月1日宿泊分から宿泊税の税率が改定(市内のすべての宿泊施設が対象)されたので、予約の際はご注意ください。

文/夏目馨
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